皆さん、お久しぶりです。時代屋たまプラーザ店のチュウです。

日本歴代興行収入第1位の「鬼滅の刃無限列車編」からはもう4年も経ちました、原作を読んでない私はずっとアニメを見てて、やっと最近柱稽古編を見始めました。今更なんですけど、そこで冨岡義勇の話に共感をしてしまい、その気持ちを皆さんに伝えたいと思います。

鬼滅の刃序盤から登場する柱、そして主人公炭治郎の恩人でもあります。鬼滅の刃という作品の中でも重要なキャラクターの一人です。

そこで今回の柱稽古編では、義勇の過去が明かされました。その過去を知った私は、その「俺は水柱じゃない」という言葉の本当の意味を知りました。

私も同じような気持ちがありました、周りの人達は自分よりできる人間ばっかりで、自分は努力しても追いつけない。それでもやらなければならないです。でも決して自分が出来るわけではなくて、ただ一生懸命にできることをやってるだけです。ですから他の人とはあんまり関係を持たず、ずっと一人でいようとする義勇の気持ちを私は分かります、自分はその人達とは違くて、弱くてどうしようもなくて、自分一人の方が誰にも迷惑をかけずに済みます。自分一人の方が何も失わずに済みます、大事な人ができるのはとても怖いことです、その一歩を踏み出せば、後戻りなんか出来ないですし、失った瞬間の辛さはとんでもなくつらいです。それを見てると村上春樹さんの言葉を思い出します。

「孤独が好きな人間なんていない、失望するのがイヤなだけだ。」

義勇はそれでも鬼殺隊に入って、人助けをして来ました。そこで鬼になった禰豆子を見逃し、炭治郎と禰豆子を守るために自分の命までかけました。淡白に見えますが、誰よりも優しく、人の痛みを知ってると思います。義勇は蔦子と錆兎を失って、その痛みを知ってるからこそ、他人には優しく出来るのだと思います。

私もここまでの人生は失ったばっかりです。これからもずっと失って行くと思います。私はそんな楽観的ではないです、これからはずっと一人で生きていくための準備はいつもしてます。でも一人と言っても一人ではないと思います、私達は多かれ少なかれ色んな人に助けられて生きています。受けた恩は返すべきです。私も人助けをしながら生きて行こうと思います。

炭治郎は

「義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか?」

という言葉を義勇にかけました。

私も繋いで行こうと思います、よくいい人と言われる私は、別に誰に褒められたくて、あるいは、叱れるのが怖いからやってるわけではなくて、ただただこの世に少しだけでも恩を返したいだけ。そして今までたくさんの人から学んだ勇気や意思や友情や、大切な思い出を繋げて行こうと思っただけです。

今の私は本当に自分の半径3mの人を幸せにすれば良いと思ってますが、これからは、私もあの人達のように困っている人をいつでも助ける人間になりたいですね。

まだまだ未熟なものではありますが、私の成長を見届けてくれたら嬉しいです。

時代屋たまプラーザ店 チュウ