誰かのためにと言う我慢…それってホントにその人のためなのでしょうか…

明け方に帰る我々は、大体朝に合わせた格好で職場に向かいます。ただ、そうなると自転車通勤の私はいささか暑い。出勤時の気温に合わせると帰りが寒い。今の時期が一番調節に困ってしまいますね。

雷や突然の雨やら天候も不安定。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

時代屋オウンウェイ飯塚です。

コロナが始まって数年、今年の冬は国にも会社にも制限されない久しぶりの冬になるのではないでしょうか。

我々もその年末に標準を合わせ、新しいスタッフを募集し、教育に勤しんでいます。

意思疎通が最初から出来るなら何も困らないのでしょうが、生まれも育ちも経歴も過ごした年代も全て違う人たちが集まる職場ではなかなか難しい。

教える側は「一度言ったのに覚えてくれない」「どうして何度も言わなきゃわからないんだ」「これは常識だろう」と言いたいことを【我慢】しながら指導し、教わる側は「今やろうと思ってたのに」「教わってないことを怒られても…」「それは私のせいじゃないけど、とりあえず怒られとくか」「なんで私ばっかり…」などなど、慣れない状況に必死で馴染めるよう【我慢】しながら覚えていきます。

中堅どころは「私だけが【我慢】すればことが済む」など上と下を取り持つために耐え忍ぶことも。

さて、この「我慢」という言葉。

周りに迷惑をかけないように耐え忍ぶ強い人のように見えますが、仏教では【我慢】とは自分の中心に「我」があるとの考えから、自らを高くし、他をあなどることなので、自分のためにするものが【我慢】なんだそう。

そんな慢心はいくら言葉や態度で忠誠や謝罪をしても、裏腹な自分の傲慢さは滲み出てるもの。それは指導をする側もされる側も同じだと思います。

どれだけお互いを受け入れる姿勢を見せようと自分が間違ってないと思ってる限り歩み寄れはしないと。

面倒だけど、その手順でやらなければならない理由もあるし、全く何も知識のない子が新たな方法を見出してくれることもある。上とか下とか関係なく風通しのよい話し合いが持てる店舗が作れるように努力していきたいと思う所存でございます。

急激に寒くなることも多くなりました。

元気に(?)忘年会シーズンを迎えられるよう皆様どうぞご自愛くださいませ。

今宵も店舗でお待ちしております。

時代屋オウンウェイ 飯塚