バー時代屋、スコットランド研修旅行

羽田からヒースローまで9時間
ヒースローからエディンバラまで3時間

トランジットの時間を含め14時間程の時間をかけて、我々はウィスキー好きにはたまらないスコットランドの地へと降り立ちました。

今回は6店舗全てからスタッフが集い総勢8名!

誰も遅刻することなく、ロストバゲージすることもなく(時代屋一行のヨーロッパ方面の旅は必ず誰かがロストバゲージすると昔、先輩から言われたことがある)現地に到着。

幸い天候も悪くなく、全てに恵まれた初日となりました。

今回の旅を実現するにあたってご尽力いただいた全ての関係者の方々、誠にありがとうございます。

さて、初日はホテルに着いてすぐ近くにあるパブで食事。

普段ではあり得ない全店舗の交流。

社員やアルバイト、店舗の垣根を越えた交流はとても楽しいひと時となりました。

本場のフィッシュ&チップスはでかい!

その後、ホテルに戻る者、街へ繰り出す者など各々が好きなことをし、初日は終了。

だって明日はいよいよアバフェルディ蒸留所の見学!

体調を万全にせねばなりません。

2日目

6:30 朝食

みんなゾロゾロと食事の場へと集まってきます。

意外とみんな元気です。

それもそのはず?

時差9時間のスコットランドは日本時間で15:30。正しく、普段我々が動き出してる時間です。

バーテンダーに時差9時間の時差ボケは全くやってこないようですね(笑)

いよいよバスで蒸留所へ!

しばらく市街地を走っていたかと思えば、すぐさま広大な牧場のような土地と時折見える羊?

木々、山々が続くだけの道へと進んで行きます。

わくわくが止まりません。

蒸留所に着くとガイドの方に連れられてまずはアバフェルディの博物館へ。

このガイドの方の情報量がとにかくすごい。

「なんでも聞いてください」

その言葉は飾りでも定型文でもなく歴史から製造工程からちょっとした小話まで(笑)

博物館には歴代のポスターになったデザインがずらっと陳列されていたり、CMとしてつくられて、30秒ほど動くカラクリ装置、至る所に「PULL ME」と書いてあり、開くと更に資料が出てくる、という遊び心満載の場所でした。

蒸留所内部は蒸留器が稼働していたり、モルトを粉砕してるので火気厳禁・撮影禁止。「日本ではポットスチルの写真とか(ガラス越しに)撮った覚えがあるような気がする…」と思ったりもしたのですが、単純に日本の蒸留所より「近く」で見せてもらっていたんだと、日本に帰ってきてから思いました(笑)

 蒸留施設を後にした後は、蒸留所のほとりに流れるピティリー川の側でDewar’s15年を全員でいただくことに!!

この時、アバフェルディのニューポッド(熟成される前の度数の高い原酒)も一緒にいただきました。他の蒸留所のニューポッドもいただいたことはありますが、比にならないくらい飲みやすい…!

甘い…!

ガイドの方もおっしゃってましたが「この時点で美味しいお酒が熟成されて美味しくならないわけがない」と。

すごい自信ですが、納得させられるだけの品物でした!

衝撃だったのが、そのニューポッドを使った「ウィスキートディ」に使われた割り材!

お湯にジンジャーやナツメグ、ハチミツ、レモンを混ぜたものらしいのですが、とてもバランスが良く、我々全員の食いつきがすごかったです。

多分ですが、帰ってからやろうとその時使用してたアバフェルディのグラス全店舗買って帰ってると思います(笑)

是非、店舗で確認してみてください(笑)

その日の夕食はムール貝!とても美味しい魚介料理をいただいた後は、街のバーへと繰り出します!アテンドに付いて下さった方がとてもお酒が好きな方で連れて行ってくださるバーがどこともとても良かったところばかり。

接客、メイキング場面、オリジナルカクテルのインスピレーション等々、、、刺激になる言葉ばかりでした!

全てを記載するのは勿体無いので、私は蒸留所中心にブログにするので、楽しいバーは他のスタッフのブログで読んでいただけると良いなーと思っております(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!

午前0時を回ってからのホテル到着。

社員研修旅行で、みんなで0時越えてまで一緒に行動するとは思ってもみませんでした。それだけ楽しいプランを作ってくださった、キーレンさんに感謝!

3日目はエディンバラ城見学の後ウィスキーエクスペリエンスにて簡単なウィスキーのセミナーを体験し、スコットランドを後にしました。

次はロンドンへ向かいます。

ロンドン

夕方6時頃。若干フライトが遅れましたが、無事ヒースロー空港へ到着。急いでチェックインだけ済ませました。

向かったのはあの「サヴォイカクテルブック」を生み出したサヴォイホテルのアメリカンバー。本日メインのバーです。

こちら予約は不可でしたが、しかしながら我々総勢10名見事同テーブルに着席させていただくことが出来ました!

今回の旅、大きなトラブルも起こってないし、天候にも恵まれてるし、予定は滞りなく進むし、なんと幸せな旅行なのでしょうか。

こちらではピアノの生演奏を聴きながら、サヴォイのシグネチャーカクテルをみんなで堪能。異国の地のバーテンダーが織りなすカクテルは発想の視点が異なるのか、材料の工夫に意外性のある組み合わせをしてたりするので、とても楽しく、また、ひとつひとつがビジュアル面も整っていてこれまた勉強になるひと時を過ごさせていただきました。

サヴォイホテル

その後もバーをハシゴし、ホテル到着。

明日はジンの蒸留所!

ボンベイサファイアをつくるラバーストーク蒸留所へ参ります!

ラバーストーク蒸留所

まず最初に紅茶インフュージョンのホットドリンクをいただきながら、お話を聞き、そのあと好みのボンベイサファイアを選んでジントニックを作ってくださいと…

「え?最初にカクテル作るんだ…」

と、動揺しつつ各々が作ったジントニックを持ちながらシアターへ移動。

そのカクテルを飲みながらボンベイサファイアの説明動画を観るというなんとも贅沢な時間を過ごした後、ボンベイサファイアに使われているボタニカルを育てている植物園へと移動します。

とても特徴的なデザインの植物園。暖かい地方で育つ植物とちょっと温度の低い地方で育つものとでふたつに分けられていました。

このデザイン、なんと現在の新型のロンドンバスをデザインされた方と一緒なんです。

のちにロンドンバスに乗るのですが、確かに共通するところがあるなぁと実感…

それぞれのボタニカルの説明を受け、それぞらのボタニカルの香りや食感を感じられるルームへ移動。ボタニカルの説明の中で一番感銘を受けたのが、ジンに香りを留まらせるボタニカルがあるということ。そのボタニカルを使うのと使わないのでは液体につく定着率が全然違うと言われ、ボタニカル香りを発することだけが役目じゃないのだと勉強になりました。

最後はカクテルを飲みながらの講座です。ツイストされたマティーニ、フレンチ75、ロンドンのトレンドの話をしてたらトムコリンズまで!

それぞれのボンベイサファイアに合うガーニッシュの話とか色々聞けたり、質問できたり、、フレンチ75の時は時代屋バーテンダー4人で並んでシェイクするという面白い図が出来上がってました(笑)

最後はカクテルを飲みながらの講座です。ツイストされたマティーニ、フレンチ75、ロンドンのトレンドの話をしてたらトムコリンズまで!

楽しい時間はあっという間に過ぎ、なんならすごく時間は押していて(笑)

次の予定が詰まっていたのでバタバタでバスに乗り込みラバーストーク蒸留所を後にしたのでした。。。

その足でウィンザー城を探索。歴史ある建物に圧倒されてしまいました。向こうならではのレンガ造り。ヨーロッパ方面への旅行は初めてなので、街中含め、全てに情緒を感じます…!

夜のバー巡りも本日で最後!

今日はハリアットリージェンシーロンドンにあるチャーチルというバーに1ヶ月前からヘッドバーテンダーとして就任された中村充宏さんと共にバーを回らせてもらえることに!!!

最初は中村さんが勤めていらっしゃるチャーチルで。

10名が同テーブルに収まるように席を作っていただいていたのですが、中村さんまでの距離が…遠い…

中村さん付近のスタッフがお手洗い等に立ったタイミングを見計らって遠い位置のスタッフが陣取ると言う争奪戦になっておりました(´ㅂ`; )

かくゆう私も最初は遠い位置だったので、徐々に席を詰めた側ですが…

2軒目も中村さんと一緒に行動させていただきまして…今回は若手が周りを取り囲みお話ししてる姿を遠くからみて微笑んでました(๑¯﹀¯๑)

真剣な眼差しの後輩たちいいなぁと

おっさん心丸出しで(笑)

長々とお話しさせていただいた旅行記も、そろそろ幕引きの時間となってまいりました。

最終日はビッグベン、タワーブリッジ、ロンドンバス、市場(マルシェ?)というとってもベタな観光を楽しませていただきまして、帰路へと着いたのでした。

先程も書かせていただきましたが、全てをひとりの記事で読むのもつまらないので、楽しい楽しいバー巡りの話は他のスタッフにお任せします(笑)

中村さんとのお話も後輩たちの方が近くで聞けていると思うので、この後の記事をお待ちくださいさませ。

各店、蒸留所や出会った人々、回った場所、様々なところから色々な刺激を受けてまいりました。一つでも多く皆様にご提供できるよう、日々営業していきたいと思いますので、今宵もまた、時代屋のカウンターでお会いしましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

他のスタッフの記事もお楽しみください!

オウンウェイ 飯塚