2日目。昼は近くの寺院やバンコクのデパートに行ったり、フルーツスムージーを飲んだりと気ままに動きました。メイドカフェでうさ耳を付ける永瀬さんの写真もありますが、これは割愛。中でも印象に残ってるのが “ Sticky Rice ”。生のマンゴーともち米を合わせた、タイの至るところで見かける料理です。シンプルな作りの異色の組み合わせ。最初は敬遠してましたが、せっかくなので食べてみることにしました。むむ!この味は…!

全くの想像通りです(笑)。特にマンゴーともち米の化学反応は感じられませんでした(笑)。屋台でも定番中の定番みたいなんですが、私の口には合いませんでしたね…。それに量も多いので、後半は口に残る甘さもあってだいぶキツかったです。もしかしたら好きな人もいるかもしれないので、こちらもお試しくださいませ。

Sticky Riceを完食してから向かったのは、チャオプラヤー川にあるボート乗り場。予約したディナークルーズを楽しみました。船から眺めるワットアルンやラマ8世橋は記憶に残る素敵な光景でした。今回は男二人で乗りましたが、次はデートで来たいですね。

さて、ここからが本番です。船を降りてからタクシーで向かったのは、5つ星高級ホテルのLebua(ルブア)。ここの最上階に設けられたルーフトップバー、スカイバーは、世界で一番高いところにあるバーとして知られており、この旅行の目的の一つでした。エレベーターに乗り、一気に64階へ。階数表示が上がるにつれて気持ちも高まります。エレベーターを降り、ホテリエの案内に従って、いよいよスカイバーへ到着!…が、あれ?なんか知ってるのと違う…。違和感を抱きつつも、言われるがままメニューを開く。高い、高すぎる!高級なのは知ってたけれど、そんなレベルじゃない。一杯1万円を超えるようなウイスキーやシャンパンばかり載ってる。店員は強引にシャンパンを勧めてくるし(メニューを見てるのに閉じられてちょっとイラッとした)、こんな場所だったっけと思いながらカクテルを頼み席に着きました。出てきたものはこちら。

二人で一杯ずつ頼んで4000バーツだったので、約6600円のカクテル。私も色々なところで飲んでますが、4000円を超えるカクテルを飲んだのはこれが初めてです…。おそらくジンとスウィートベルモット、後マラスキーノが入ってたと思いますが、作ってるところは見れなかったので実際は分かりません。これだけ高いので、もしかして古いボトルを使ったカクテルだったりするのでしょうか…。

ガイドに載ってるスカイバーと違うなと思いスマホで調べてみると、どうやらスカイバーは二つの場所があるみたいです。ここともう一つ、階段を上がったところにあるレストランに併設されたバーが、よく紹介されてるスカイバーだったようで…。私たちが案内されたのは、メニューも高い観光客向け?の場所とかなんとか。うーん、ホテルの従業員も、私たちがどこに行きたいかは分かっていたと思いますが。同じ場所に案内された他の外国人も、少し戸惑っているようでした。先のバーが普通に良かったので、正直ここはあまり印象が良くなかったですね。一応上のスカイバーも見せてもらえましたが、確かに雰囲気は良かったです。次来ることがあれば、こちらで飲んでみたいです。お酒ももう少し安いみたいなので。

ガイドなどでもよく見るスカイバー。 ここに行きたかった。

微妙な空気になりつつも次のバーへ。The Bamboo Barという、Mandarin Orientalというホテル内のバーに行きました。1953年創業、アジアのベストバーにも選ばれており、ジャズの生演奏とレトロな内観が特徴です。従業員の接客も温かく丁寧で好印象でした。

私が飲んだのはAggy Aggyというオリジナルカクテル。先に飲んだIron Ballsのジンがベースのようです。タイで飲んだカクテルはフルーティな味わいのものが多く、悪く言えば軽く感じることが多かったのですが、これはしっかりとベースの味わいもする私好みのカクテルでした。

この日も疲れが回ってきたので、1杯だけ飲んでタクシーで宿泊先に戻りました。本当はナイトクラブも見てみたかったのですが、残念なことに体力が持たず、ソファで横になったらそのまま寝てしまいました。

3日目は夜の飛行機で帰る予定だったので、バーには行っておりません。デパードでお土産を買ったり、タイ名物のプーパッポンカリー(蟹のカレー炒め)を頂いたりと、ゆったり楽しみました。バンコクで過ごした3日間はあっという間で、もう少し滞在したかったなというのが本音です(笑)。

また微笑みの国と言われてるだけあって、タイの人は皆優しく、こちらが微笑みかけると笑顔を返してくれたのが印象に残ってます。まだまだ楽しめそうな場所があったので、もしまた行く機会があれば、今度はディープなところも行ってみたいですね。それでは皆さん、最後までご覧いただきありがとうございました。チューガンマイ!