“目まぐるしく過ぎる時の中でも、このゆっくりとした空間で過ごす一時だけは、時代を超えても変わらぬ時間の提供を”

『時代屋』の名前の由来です。

創業者が色々な想いを込めた会社名。その由来や成り立ちを調べるのが好きです。

今日は社名好きな私の、お気に入りをいくつか紹介させて頂きたいと思います。

タイヤの会社として知られるブリヂストンは、創業者の名前が『石橋』さんだったことから

石=Stone(石)
橋=Bridge(橋)

と命名されました。

『ジ』ではなく、『ヂ』なのは当時(橋)の翻訳が ”ブリッヂ” だった頃の名残りだそうです。

一捻りされてさぞ意味のある会社名に聞こえますが、実は日本語という所に親しみを感じますね。

『カゴメ』

日本人なら誰もが口にしたことがあるケチャップを作っている会社。1914年に『愛知トマトソース製造』として誕生し、ロゴに五芒星のマークを使おうとしたのですが、当時の五芒星は大日本帝国陸軍のマークだったため、六芒星に変更。

上から見たトマトのような形、トマトの収穫で使う”籠の目”に似ていたことから『カゴメ』と命名されました。

カゴメのトマトケチャップが作られたのは1908年。100年以上前から今日に至るまでずっと同じ商品を売り続けることができる会社、まさに一流企業ですね。

『フマキラー』

殺虫剤で知られるフマキラー。

ハエ = Fly(フライ)
蚊 = Mosquito(モスキート)
殺し屋 = Killer(キラー)

の文字を繋げて”フマキラー”だそうです。

社名にkillerなんて入れていると少し怖そうな感じもしますけど、社訓に『人の命を守る』ということを掲げている素晴らしい会社です。

『戦後の子供たちに栄養のあるお菓子を』と、当時日本人に欠如していた”カルシウム”と”ビタミンB1″を合わせ『カルビー』と命名。

その両方を併せ持つお菓子 ”かっぱえびせん” を作り大ヒット。

ちなみにかっぱえびせんの長さはどれも5センチ。

味が均等になるように線の数はどれも10本。

一定の大きさ、一定の味、を食べ続けると脳が快感を覚え、止まらなくなるという現象に陥るのだそうです。

『やめられない、止まらない、カルビーかっぱえびせん』

すごい考え抜かれた商品ですね

いかがでしたでしょうか?

梅雨の走りで気まぐれな空の下、お体を大切に、今夜もお待ちしております。

筒井

画像出典:ブリヂストン様、カゴメ様、カルビー様、フマキラー様、各社ウェブサイト