2日目に今回のメインであるアイラ島研修に参加してきました。
グラスゴー空港から前より噂に聞いていた小型のプロペラ機に乗り、1時間ほどで到着。
当日は天気にも恵まれ、快適にアイラ島を巡ることができました。
まず最初にカリラ蒸留所を訪れました。
熟成庫の中での説明、テイスティングで蒸留所ならではの体験をすることができました。5種類ほどテイスティングをさせていただき、特に気になったものが2つ。
1つは完全にノンピートで作っていた原酒があった事。ノンピートを作っていたことも意外でしたが、基本ピートを扱い続けている蒸留機で作っているのでほのかにピートを感じる点がアイラ島の蒸留所を感じることができて興味深かったです。いくら掃除しても完全なノンピートを作り出すのは厳しいみたいです。
2つ目は基本のカリラと全く同じ作り方をしてものすごくフルーティーでふくよかな味わいの原酒を飲ませて頂いたことです。度数や酵母、発酵の具合でここまで変わるのかと実体験できる貴重な体験でした。

午後からはラガーヴーリン蒸留所を訪れました。
サイレントシーズンが長引いたことによりこちらも蒸留所の説明、自社のこだわり、特徴、試飲が基本の見学になりました。
こちらでは2本ほどウイスキーは購入しました。
1本はバーボンカスクのヘビーリチャー。数多く試飲した中でこれは完成された味わいだと感じアイラ好きの方には飲んでいただきたいと思い購入しました。リチャーした事によってピートもより感じやすく、バーボン樽の良さを最大限発揮したカスクストレングス向けの味わいだと感じました。
2本目はハンドフィルをさせていただきました。蒸留所へ行ったらこれだけはやりたいと思っていました。今回の樽はバーボン樽熟成のマデイラワインカスクフィニッシュのカスクストレングス。熟成樽はバーボン樽を使い、フィニッシュだけワイン樽になっている為、スモーキー感が落ちず、風味と味わいに深さが出てて蒸留所のこだわりを感じるものになっていました。
アイラ島はたった一日の短い時間でしたがとても多くを学びました。簡単には行きたくても行けないアイラ島ツアー。かけだしのバーテンダーを行かせてくれる所は少ないでしょう。今回チャンスを頂けたことに感謝し、無駄にしないよう日々精進し続けようと思えた旅でした。
時代屋オールドオーク川崎店 森脇雅也