鶴見本店の中野です。
申し訳ありません。
近いからといってなかなか訪れなかった蒸留所があります...

キリンディスティラリー富士御殿場蒸留所です。

先日ようやく富士御殿場蒸留所の見学し、その魅力をたっぷり堪能してきました。

1973年、富士御殿場蒸溜所は日英米3社の技術を結集して操業を開始しました。

標高約800mの高地、清らかな伏流水、そして四季の変化が織りなす絶妙な気候……

いろんな蒸留所を見学しましたがこの地もまた「ウイスキーのために生まれた場所」と言わんばかりの自然環境がここにはあります。

御殿場の気候もウイスキー作りに適していると言えるでしょう。

夏は涼しく、冬はしっかり冷え込み年間を通して降水量が多い湿潤な高原気候。

この環境がゆっくりじっくりと樽の中で熟成を促し、味わいに豊かな奥行きを与えています。

また蒸留所内の全ての工程(仕込み水だけでなく、加水やボトリング、樽の洗浄など)で富士山からの天然伏流水を贅沢に使用しています。

これにより一口飲めば、その透明感と華やかさがストレートに感じられ操業当時から目指した「クリーン&エステリー」なウイスキーを味わえます。

そしてもうひとつの驚きは、仕込みから瓶詰め、パッケージまでを一貫して自社内で行う製造体制。これが御殿場蒸留所の“ウイスキー職人魂”の真骨頂です。外注を挟まずに一貫管理することで、品質の高いボトル達がそれぞれの場所へ届けられていきます。

試飲タイムでは、御殿場蒸留所の定番商品とその場でしか味わえない限定ボトルを堪能。

見学に来て初めて知ったのが、御殿場蒸留所ではグレーンウイスキーに対して3種類の蒸留所器を使っているということ。
グレーンウイスキーといえば連続式蒸留器のイメージが強いが、連続式蒸留器のマルチカラム、単式蒸留器のケトル、単式と連続式両方行えるダブラーの3種類で様々なタイプの原酒を作り出す。

他の蒸留所と比べグレーンウイスキーに力を入れているのを視覚と味覚でしっかり感じました。

自然の恵みと最新鋭かつ伝統を継承した製造体制の融合が、キリン富士御殿場蒸留所を特別な場所にしているのは間違いありません。
ウイスキー好きはもちろん、ものづくりの真髄を感じたい方にぜひ訪れてほしいスポット。

限りはありますが蒸留所限定ボトルとちょっとしたお土産もあるので是非鶴見本店にお越しください。