あの子の八つのお祝いに。

あの子の八つのお祝いに。

「良い物を使っていますね。」

カード会計にサインをいただく際に自分のボールペンを手渡すと、男性のお客様からそんな言葉をかけられる時がある。

「ありがとうございます。大切な友人が昔くれた物で・・・。」

20歳の時にバーテンダーを志してから8年間ずっとこの赤いボールペンは僕の胸ポケットにささっている。
レストランのBAR部門へ入った時に友人が見られる商売なんだからとくれた物だ。

今からしてみたら当時の僕と友人にとってはキザな贈り物のやり取りだったに違いない。
たまに会った時にまたボールペン褒められたよと報告すると、向こうもなんだか嬉しそうにする。

 

「男性も色気がなくっちゃね。」

 

たまプラーザに来てから女性のお客様から新人と僕を交えてよくこんな話題がでる。
仕事場にいる時間が長いのだから、身に付けるアイテムもこだわりたいという話だ。

「ネクタイ、タイピン、アームバンド、カフスボタン・・・、ボールペンか。意外と男はポイントが少ないんですよね。」

自分が身に付けてるアイテムはほとんどがいただき物。
誕生日のたびに選んで持って来てくださる方々は本当にありがたい。

「今までサラッと貰ってたけど。実は毎回誕生日の贈り物が楽しみなんだ。今の自分をみんながどう見てたのか伝わる気がするから。」

去年友人にプレゼントをした際にそう言われた。なるほどな。
仕事に着けている”これら”を選んでくれた方々も自分の事を想ってくれてたのだろうか。

2018年も素敵なアイテムを身にまとい、営業にのぞんでいます。

たまプラーザ店*バーテンダー 武