時代屋 鶴見本店の中野です。
2月から3月へ。
暖かい日も増え冬の終わりを感じ始めます。
カクテルにも季節を感じるものがありますが、この時期はその1つとして「雪国」が頭に浮かびます。
山形のケルン、井山計一氏が1958年に製作したカクテルです。
ドキュメンタリー映画にもなり、当時91歳は日本最高齢バーテンダーでもありました。
ウォッカ、コアントロー、ライムというシンプルな構成に砂糖とミントチェリーのデコレーション。
雪を模した砂糖と、その下にまだ隠れている新芽を表現したカクテルです。
バーテンダーという仕事を始めたばかかりのころ。
とにかくレシピを覚えていた時に製作意図と見た目・ネーミングの合致した雪国を見てカクテルも1つの作品なのだと感動しました。
そこで井山氏がバーテンダーを60年以上続けているということも知り、さらに驚いた記憶があります。
一つのことを長く続けることの難しさ故にある大切さ・強さ・価値を考えさせられました。
自分の人生の中で長く打ち込み続けてきたものは何かあったか振り返ります。
細々続けている将棋、そして今のこのバーテンダーという仕事が10年ほど。
まだまだ長いとは言える年月ではないですが、これからもコツコツ積み上げ精進したいと思います。
91歳まで続けたら70年弱…
気が遠くなりそうですが、まずは今日1日を。
それと長く続けるためにも健康にも意識を傾けて。
スランジバー、サルー、チアーズなど乾杯の掛け声には「健康」の意味が込められているのはこのためだと信じます。
皆さまも長く続けている趣味や習慣はありますでしょうか?
今宵も鶴見本店でお待ちしております。