２日目

やはり荷物は届かず…。

気を取り直し、午前中は市内にある聖パトリック大聖堂へ行った。

こちらは1191年に建てられたもので、途中2度再建しているもののアイルランドの初期から現代までの歴史、伝統を表していた。教会内はいたるところに像、彫刻、石墓、ステンドグラスがあり、そこにはアイルランドの過去の偉人や著名人、大統領、詩人などあらゆる人たちが祀られていた。

どこを見ても装飾がキレイでとても新鮮だった。

午後はダブリンからブッシュミルズ蒸留所近郊のホテルへ移動。 ダブリンからだと2時間ぐらいだろうか？

荷物がないので途中、肌着や靴下など最低限の衣類をアウトレットで購入。 4人分の買い物をするのに買い物時間は40分と言われ慌てて買い物したら…。

なんと肌着のシャツ、下着が長井さんとかぶりまさかの見えないところペアルック(笑)

再びホテルに向け出発。

北アイルランドでも特に北に位置するので街中の風景も緑が多くのどかな雰囲気で、夜の街もほとんど店が開いていなかった。

ブッシュミルズホテルはとても素晴らしく、ホテルに日本の国旗が掲げてあって気になった。 帰り際に聞いてみたら、わざわざ私たちのために掲げてくれたらしい…。 アイルランドでのおもてなしを感じた。

夜の食事はホテルでとったが、アイルランドでは有名らしく、かなり賑わっていた。

料理はアイルランドの郷土料理というよりもフレンチに近いだろうか？

ここで初めて気づいたことがある。

アイルランドのメイン料理すべてにジャガイモがつく…。 とくにマッシュポテト…。昼食を食べたビストロでのギネスシチューにもマッシュポテトがついたが、まさか夕食にまで出るとは。 しかもスターターのスープも深皿にたっぷり日本の3人前ぐらいの量で、メイン料理のすぐ後ろに付け合わせのマッシュポテトが出て来たときは、どんぶり山盛り。

4人でシェアするのか聞いたら1人分だと言われ皆唖然(笑)

しかし、料理も気を遣ってくれたのか、食材に和牛、わさびソースが使われており心意気が素晴らしかった。
スタッフの数が多くて食事中に頻繁に近くを行き来するのがいささか気になった。

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