わくわく北海道の旅

10月14日僕は、わくわくしていた。それは、明日からの一泊二日の北海道の旅の事を考えていたからです。10月15日早朝6:40羽田発千歳空港行き飛行機に乗るため羽田に5:40の集合ということになりました。これは、僕にとって考える時間でした。と言うのも僕の住む所から始発の電車に乗ってもとうてい間に合わない時間だったからです。しかし、運が良いことに前日の14日が休みだったのです。そこで僕は二日間まるまる使う旅にしようと考え、旅の出発地点を時代屋溝の口店に決めました。10月14日23:00僕は出発地点に向かうため玄関を出ました。僕はわくわくしていました。いよいよ旅の始まりです。

お店に着き日頃僕が働いている空間を味わった後、この旅の目的を見つけることにしました。ギネスを片手に飲み終わる頃には、三つの目的を決めていました。そして、先輩の社員に一つのカクテルをお願いして、溝の口を後にしました。次なる場所は今回旅を共にするメンバーが待つ多摩プラーザのBARオールドオークに足を運びました。そこでも同じように一つのカクテルを頼みました。そうです。僕の一つ目の目的は一つのカクテルが創り手、場所等によってどのように変わるのか等を知ること研究することだったのです。その後営業時間も終わり従業員の川頭君と共に羽田に向かいました。

羽田に着き軽くビールを飲みながらこれからの旅のスケジュールを話し合い6:40羽田を飛び立ちました。機内で仮眠を取り北海道の地には8:00位に着きました。北海道は思っていたより寒くはなく過ごしやすい気候でした。当然僕が期待していた、大自然は目の前にはありませんでした。しかし、北海道の香りは僕の好きな優しく、力強い香りでした。

空港に着きすぐさまその足でグラスを手に入れようと小樽に行きました。その後札幌に戻り、札幌ビール園で昼食を取り宿に行きました。宿に着くと二人とも流石に疲れ、僕に至っては前の日からのアルコールも手伝ってものすごい睡魔が襲ってきました。夜の札幌も待っていたため、少し休むことにしました。どれくらい寝ていたか、気がつくと18:00を少し過ぎていました。僕は「しまった」と思いすぐさま出かける支度をしました。夜の札幌は僕の想像していた北海道では無く都会の臭いが漂っていました。僕はものすごくわくわくしてきてこの日6件BARに行かせていただき、一つ目の目的を熱く、静かに達成させました。僕が行かせていただいたお店はどこもとても暖かく迎え入れていただきました。そして、とても親切にしていただき良い時間を過ごす事ができました。北海道の人たちと少しでも接する事ができ嬉しく思いました。しかし、その気持ちに比例して当然僕のテンションも最高潮に上がってしまったため、宿に戻ることにしました。時計の針は4:00近くを指していたような気がします。宿に着くとすぐさまベットに倒れ込み、一日目の札幌の夜は終わりを告げました。次の日、目を覚まし宿を出ると昨日の曇りの札幌ではなく、真っ青な空が広がる快晴でした。少し冷たい風が吹き秋の香りともうすぐ厳しい冬が来る様な香りが漂い、僕は文章を書くのが得意な方では無いので、言葉には表現しにくいですが、この瞬間がとても印象に残っております。僕は営業終了後の朝がとても好きなのですが、北海道のこの日の瞬間はそれとは比べものにならないくらいとても、清々

しく気持ちが良かったです。初めて僕の想像する北海道の自然に逢うことができました。 この日は二つ目の目的を達成すべく余市蒸留所に行きました。

余市も、もうすでに紅葉が終わりを告げようとしておりましたが、ものすごく美しく考えさせられる場所でした。蒸留所にはいるとすぐ昼食を取り、余市ができるまでの工程を教わりました。その後数種類の原酒を飲ませていただきました。余市と言うお酒がどの様なものかが少し知ることができたような気がします。余市を飲むと今でも美しい光景が、浮かんできます。

 結局いろいろ聞きたいこともあり気がつくと5時間近く蒸留所に長居をしてしまいました。飛行機の時間が21:15だったのですぐさま札幌に戻りました。結局札幌に着いたのは18:30でした。飛行機の時間まで少し時間があったので、最後にもう一・二件BARに寄ることにしました。飲みながら今回の旅の事を振り返っていました。目的であった三つの内二つは、達成できたのですが最後の一つ北海道らしい食べ物を食べると言うことは、時間にも限りがありましたので達成できませんでした。この目的はまたの機会に達成したいと思っております。

 今回この北海道の旅をさせていただき自分自身とても勉強になりました。また多くの人たちに親切にしていただきとても感謝しております。